スポルトマチック

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スポルトマチックはあまり見かけないのでここで少しご紹介します。上記写真はスポルトマチックトランスミッションクラッチ部分です。左からトルクコンバーター、トルコンハウジングとフライホイールクラッチディスク、プレッシャープレートになります。この後ろに下記の写真のギヤボックスとディファレンシャルが付きます。トルクコンバーターは通常のATと役目は同じで動力の伝達、発進時のすべり、停止時の動力の切断です。クラッチは自動制御になっておりギヤを変則する時にマニュアル車同様動力を切断するようになっています。スポルトマチックは構造が比較的簡単で、運転が楽で、市街地走行でもクラッチが磨耗せずしかも意のままにギヤチェンジして全力走行可能な2ペダルシステムです。1967年に発表したのですが、その年に911Rにスポルトマチックトランスミッションを積んでニュルブルクリングで開催された耐久レースで優勝したことがあります。