ザ・ケルンコンサート

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 キース・ジャレットが1975年1月にドイツのオペラ劇場でのコンサートでのライブ録音で即興で弾いた曲でハマッタ人も多いと思います。このとき私はまだ小学生で当時の熱狂は知らないのですがソロピアノブームが起こりジャズファンが増えたらしいです。後に私も聴く事になるのですが十代の感性が豊なころでしたので”ガ~ン!!”と来ましてLPを2セット聴き潰しました。ジャケットが白の”あれ”です。

 この楽譜はたしかヤマハ名古屋店で1992年ごろに購入したと覚えています。この楽譜を探しあてたときは”えっ!”とか思って喜んだものです。何故かって言うと多分、楽譜はないだろうと思ったからです。即興で弾いた曲なのと多分キース・ジャレットが楽譜化するのを嫌がるだろうと考えたからです。楽譜の冒頭にキース・ジャレットの言葉があり、なぜ楽譜化するのを拒否したかを、そして16年後に監修版楽譜を出版したのかを5ヶ国語で書いてあります。

 このアルバムを聴くとピアノの音がコロコロしていて透明感があり澄んでいます。うちのピアノとは全然音が違い、なぜこんな音が出るのだろう?って感じです。曲も澄んだ音に感動し聴く物をとり込んでいきます。一発でキースのファンになったのですが気難しい曲が多いのもキース・ジャレットです。

 ※キース・ジャレット「ザ・ケルンコンサート」 蠧鐱椒轡腑奪