戦場のメリークリスマス

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この楽譜は1983年ごろ坂本龍一大島渚監督の映画「戦場のメーリークリスマス」の映画音楽として作曲したものを、本人がピアノ用に編曲したピアノ曲集です。初版出版が1983年になっており、私がいつこの楽譜を最初に買ったのかは覚えてないのですが、福岡への引越しの時にこの楽譜がどっかに行ってしまい後日買い直したものです。そういえばそのころ我が家には犬と猫がおりました。

 犬はシーズーで名前は「ブー」、鼻をいつもブーブーと鳴らすので。猫はアメショーの雑種で名前は「ニャン」です。2匹あわせて「ブーニャン」です。「ブー」は性格がおとなしくおっとりした犬です。「ニャン」は”おまえは犬か!?”というような性格でどこに行くにもついてまわります。風呂に入っているとすりガラスの向こうで出て来るまでお座りして待っています。ガレージで洗車しているとやはり終わるまで横でお座りして待っています。変わった猫でした。

 ある日、庭によその猫が侵入したのか「ニャン」がすぐに威嚇に入り「シャー、フーッ!」やっていると「ブー」か加勢に入り横で「ワンワンッ!」て吼えていました。シーズーなのでその姿がとってもおかしかったです。この2匹はとっても仲が良く一緒に寝たりしていました。朝、仕事で出て行くときも2匹玄関に並んでちょこんと座り「いってらっしゃい!」、帰ってくると「ブー」は玄関でぐるぐる回り、「ニャン」は「ニャーニャー」鳴いています。可愛いやつらでしたが、今は2匹ともいません。別れは悲しいので動物を飼うのは今現在はやめています。

 話が横にそれましたがこの楽譜のなかの「Merry Christmas Mr.Lawrence」は有名な曲で好きです。最近、フィギュアの安藤選手がSPで使用していましたね。昔、ヨーロッパにクライミングをやりに行った時、キャセイパシフィックで行ったのですが機内でこの曲がよく流れていました。東洋的な感じがするからでしょう。特に生ピアノで聴くと16小節までの高音部の和音と最後の方の低音の響きが好きです。このときばかりはグランドピアノにして良かった!と感じます。同じヤマハでも上のグレードや、スタインウエイ、ベーゼンドルファーなんかだったらもっと良いのでしょうね。猫に小判ですが。。

 この曲、以前一度仕上げた事があるのですが最近は弾かないのでさっぱりです。クリスマスには仕上げておこうと毎年思うのですが、なあなあになっちやいます。まあ個人的な趣味なので適当なのは適当ですが・・・。

※Avec Piano  Merry Christmas Mr.Lawrence

 Ryuichi Sakamoto

 Zen-on Music CO.,LTD