古い受信機復活なるか?

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

 先日、家の片付けをしていたら奥から出て来ました。春日無線製(現ケンウッド)のアマチュア無線通信受信機「9R4J」。確か、昭和30年代前半の製品で当時としてはかなり高価だった物のようです。これは、私が中学生の頃、アマチュア無線をしていて近所の同じ趣味のおじさんから頂いたものです。

 10代前半から古いものが好きという変なガキで、色々収集したものが家の中にまだ、結構あります。他にも同時代の通信機や測定機とかステレオ、昭和20年代後半~40年代半ばの頃までのアマチュア無線の専門誌、戦前、戦中~戦後のころの真空管。すべて高校生までに集めたものですべて”もらい物”です。

 「9R4J」は、福岡市内で古いラジオなどの家電を販売しているお店の主人が「売ってくれ」と必要に言っていたので少しその気でしたが、現物を見ると、この全金属製の箱が懐かしく売るのは辞めようかと思います。少し手直ししてアンテナとスピーカーを付けると使用出来そうです。中波と短波が受信出来、AMラジオが聴けますのでその内、ルフトで鳴らそうと思います。

 この頃の製品はしっかりと作りこんであり、味があります。当時の専門誌を読むとハード面が熱心に書かれている記事が多く、このころアマチュア無線は時代の先端の趣味だったようです。昔はこれにかじりついて海外との交信なんかやっていたのでしょうね。時代を感じます。