古いコンピューター

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 この本は1976年に初版出版された「作るコンピューター」という本です。たしか1977年の中学生の時に買ったと覚えています。この頃はまだ「マイコン」とか行っていた頃で自作があたりまえの時代でした。1980年手前ぐらいになるとアップル2や、シャープのZ80が登場しましてかなりコンピューターが広まったと記憶しています。

 写真はこの本に掲載されている制作記事でもっとも簡単なシステム勉強用のコンピューターの回路図です。これを見てパーツを集め、基板に半田付けしていきます。キーボードなんかなく当然ディスプレイもありません。入力はトグルスイッチ8個で2進数で入力します。出力は8個のLEDで2進数で出力します。でもこれでは使い辛いのでオプションで10キーとLEDカウンターの回路図が載っています。

 コンピューターですので当然ソフトが要ります。そのプログラムの方法が記されています。非常に難解です。こんなソフトじゃ一部のマニアしか喜びません。当時、中学生の私が理解したのでしょうか?全然覚えていません。

 CPUはインテルの1101です。文書を読むとクロックパルスの動作周波数が10Hz?記憶容量が256ビット?よくわかりません(笑)。リレー装置を使った簡単な制御ぐらいは出来るみたいです。当時これを作ろうとしましたがお小遣いが足らず断念しました。

 その後、NECのPC9801を手に入れグラフィックに熱中しました。カセットテープで”ピ~ッ、ぎゃ~ッ”とデータを記録するやつです。ベーシックとマシン語で動かしていました。

 1980年代終わりに仕事でIBM5550を使うようになりマルチプランで表計算させていました。いまで言う”エクセル”みたいなものです。少し勉強しないと駄目なソフトでした。仕事でパソコンを使うようになりパソコン嫌いになりました。


 で。今にいたっています。今はパソコン嫌いではありませんが・・・