フェラーリ512BB




 先ほどプレシジョンサービスの社長さんが用事があってルフトに来られました。試運転がてらフェラーリの512BBに乗ってこっれました。以前このブログでご紹介したことがあるプレシジョンサービスさんでエンジンO/HしていたBBです。

 私としてはフェラーリ12気筒はちょっと魅力あるので少し乗せてもらいました。個人的にはフェラーリは275GTB/4までが好きで、百歩譲ってデイトナまでと思っています。250SWBなんかたまらないです。昔、F40が発表されたときのフェラーリ製作のビデオを後生大事に持っているのですが、そこにはエンツォ・フェラーリ自身が登場しており250LMの走るシーンは音も良く唸っちゃいます。



 助手席に乗っけてもらったのですが、結構ぴょんぴょん跳ねる感じでポルシェみたいな剛性感は感じません。ですが、エンジン回したときの4000回転越えるぐらいになると官能的な音がして心地よく回ります。回すと結構走る感じですが、プレシジョンサービスの社長さんに言わせると「5Lも排気量があるんだから遅く作る方が難しい」だそうです。まあ、たしかに排気量の割にはとは感じましたが・・・

 でも、エンジンの回した感じが印象的で「やっぱ、フェラーリは12気筒だよね!!」と社長さんと納得しました。この年代ですとポルシェはターボモデルがライバル視されたと思いますが、性能的には敵ではない印象です。でも、デザインも今見てもかっこよく、フェラーリオーナーさんの所有する喜びをひしひしと感じました。