インスボン4

 頂上まで登ったら山を下りるのですが、歩いて下りれる山ではないのでザイル(クライミングロープ)を使って下降します。

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 この岩面を懸垂下降します。高さどれくらいだったかな~??福岡タワーよりちょい高いくらいですかね。ロープの長さは50m、これを2本結んで約100mとなりますが、懸垂下降時はロープを回収できるように真ん中で折り返してダブルロープで使用しますので一回(1ピッチ)で下りれる距離は50m弱ぐらいです。ですので数ピッチに区切ってロープを回収、架け替えながら下りてきます。

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 現地のクライマーです。懸垂下降の準備をしています。下降の支点はデッカイ鉄製の杭みたいのが岩に打ち込んであるのがわかります。

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 頂上から降りて行きます。結構高さがあるので地面に吸い込まれそうですね。

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 懸垂下降の途中です。隣を現地のクライマーが下りていますので”パチリ”です。制動器をロープにセットして下降しているのがわかります。私もお隣で同じ事をしています。若い女性のクライマーでしたが夕日をバックに、髪を風になびかせてカッコよくなかなか絵になっていました。

 下まで降りて山を下り、ソウル市内のホテルで一泊、翌日帰途につきました。

 帰りの空港での出来事でしたが、私一人だけ帰る空港が違っていたのですが、空港のJALのカウンターでチケット見せたら、受付の人の顔色が見る見る変わり、「この便には乗れません!」。。オーバーブッキングしたようで別室に連れて行かれました。

 連れて行かれたのはJALのファーストクラスの待合室のようで飲み物や食べ物が豊富にあり、「ご自由にしてください」と。こんな場は落ち着かないので、フカフカのソファーの隅の方に座り待っていました。

 で、「関空行きの便があるのでそれに乗ってください」と言うことで飛行機に乗ったらビジネスクラス(この飛行機にはファーストクラスはなかった」。機長まで「今回はご迷惑をかけます」と挨拶まできました。関空に着いてからは機内までJALの職員が迎えに来てくれて、おまけに飛行機代も払い戻してくれ、鈴鹿までの足代までいただきました。

 なんか珍道中でしたが楽しい旅でした。