68y~71yのTモデル

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 1968年式911TのO/H中なのですが2リッターと2.2リッターのTモデルのクランクシャフトは、カウンター・ウエイトがありませんので細身のクランクシャフトです。

 低出力タイプのTはデチューンすることでEや高出力のSなどと比べより安く生産出来ました。エンジンの出力と回転速度の低下でベアリング荷重も減ったので耐久性を保障するためのバランス・ウエイトを必要としないカウンター・ウエイトを省いた6Kgほど軽いクランクシャフトを使いました。

 おかげで乗った感じは低中速でのフィーリングが良い扱いやすい車で、Tは普通にドライブとかに使うには良い車です。