ヨーロッパアルプスへ行きました2

　８月１２日、私とＤさんはモンブラン山群を横切るバレ・ブランシュ氷河トラバーストレックへ。

　この氷河トレックは私は２回目ですが２１年ぶりです。

　Ｄさんの奥様と娘さんはシャモニーの観光です。

　朝７時に全員でシャモニーのミディへのロープウエイ駅へ行き、アルパインガイドと観光ガイドの方と

　待ち合わせます。

　ほどなくしてアルパインガイドと観光ガイドの方が現れ、打ち合わせをしてロープウエイに乗りミ

　ディ山上駅へ。

　ロープウエイの駅は多くの方が順番待ちで並んでいますが、私とＤさんはシャモニーの

　アルパインガイドと一緒に前へ割り込んですぐに上がります。地元シャモニーのアルパインガイドは

　お客を連れて前列へ割り込み、待たなくてよい権利があります。

　山上駅より氷のトンネルをくぐり、標高約３８００ｍのテラスへ。

　アイゼンやピッケルを準備し、ハーネスを装着。アルパインガイドの方とロープを結びます。

　ここからゲートを開けて外に出ます。ここからはアルピニストの世界です。

　アルパインガイドの「ジュジェ」さんです。日本から英語が出来るシャモニーのアルパインガイドを

　現地に予約していました。スキーも得意でオリンピック選手のアシストもしていて日本に来た事も

　あるそうです。

　ほどなくしてＤさんの奥さんと娘さんが日本人の観光ガイド（日本から現地へ予約していた）

　と一緒に上がってこられお見送りです。ただほどなくして奥さんは高度障害が出て、すぐにミディを

　降りたそうです。まあ、一気に富士山より高い所にロープウエイで上がるので症状が出る方もいます。

　ミディより雪のナイフエッジを私、Ｄさん、アルパインガイドの順番で下降します。

　ホテルのテラスから望遠で見たミディ針峰。この先端部から左に見えている尾根を下ります。

　今日は３５００ｍ以上あたりりから雲が出ていて、ナイフエッジの稜線を下っていても下がいまいち

　見えません。まあ雲がなければ３０００ｍ近い下に下界が見えているので、怖くはなくてよいの

　ですが・・。

　尾根をを途中、右に回ってバレ・ブランシュ氷河を目指します。この辺になると安全です。

　途中からピッケルからストックに持ち替えます。

　広い氷河に出ていきます。

　右にミディの南壁を見ます。

　逆方向から来るグループとすれ違います。氷河にテントが見えていますので昨日泊まってクライミング

　を楽しんだ方々でしょうか？それとも朝早くから逆方向からトラバース？

　段々晴れてきます。

　ミディの南壁にはロッククライミングで数パーティが張り付いています。

　私も登ってみたかったミディの南壁。もう無理？痩せてトレーニング積めば出来るかな？

　続く