2017年のALPS3

 8月11日にモンブランに登りに行きますが今日も雨です。

 シャモニーのホテルに迎えに来てもらいレズーシュのロープウエイ駅まで行きます。

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 ロープウエイに乗り登山電車に乗り換えます。雨が降る中登山電車を待ちます。お客さんは少ないです。

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 車内はガラガラです。

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 標高2372mのニーデーグル駅に到着後、雪の降る中、テート・ルース小屋へ向かいます。

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 真っ白で何も見えません。

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 標高3172mのテートルース小屋に到着です。

 ここでガイドさんが、これから上の雪の状態が悪く、とても難しい。小屋で一泊して明日は朝一番の

 登山電車で降りて、プチベルトPETITE VERTE(3512m)へ行きませんか?という提案があったので、

 それに従いました。ここから標高3800mあたりまでが一番の難所で、私の体調が今一で歩くのが

 遅かったのもあるようでした。

 小屋では登る人、あきらめて降りる人もいましたが、登る方々はアイススクリューなどの登攀具を

 ジャラジャラと腰にぶら下げていましたので、連日の悪天候で、私の体力や技量では登れないと

 ガイドさんが判断したのだろうと思いました。


 この上では前日ぐらいより日本人が遭難していまして、帰国するときに聞いた現地の方の話では、

 見つからず捜索は打ち切られたそうです。詳しい話も聞きましたが、荒天が続いたので雪に埋まった

 のではないかという事で、同じ日本人として心が重くなりました。日本でも報道があったようです。

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 昼食です。18ユーロです。

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 窓の外は雪が降っていて真っ白。

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 翌日、朝4時半の朝食を取り下山します。

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 レスキューのヘリが飛んでまして、ガイドが言うには日本人とドイツ人を救助に行っていると言って

 ました。

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 難所のグランクーロワールとグーテ小屋が見えています。また来年来ようかと思っています。

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 朝一番の下り登山電車に乗り下山。この後プチベルトPETITE VERTE(3512m)へ向かいます。

 続く
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