ターボのエンジン

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 昨日御紹介したターボのエンジンです。作業しやすいように90度反転させています。今日は祝日の為、遊びにこられる方や突発の修理や納車もあったのでエンジンの補機類を外すに終わっています。

 写真の黒い部品はインレットマニーホールドのインシュレーターです。打コンが付いて割れているのが確認できます。これは考察としてですがインシュレーターがプラスチックで出来ている為熱なんかの影響で微妙に変形する為、インマニのスタットボルトが緩みインマニが上下に踊って叩いて打コンが付き割れたと推測できます。ここが割れたり隙間があるとここからエアーを吸ったり逆に逃げたりしますのでエンジン不調の原因となります。こういうトラブルが出ないようにターボのインマニのスタットボルトは定期点検で増し締め(トルク管理)するようになってます。点検を行わず乗りっぱなしなんかするとターボの場合、特にこんな症状が出たりします。

 エンジンを分解する場合、過去の修履歴やメンテの度合い、異常の原因を探したり部品のあたり具合や変形等、ボルトやナットの締まり具合などを確認しながら分解していきます。慎重に作業を進めていきますのである意味組み立てより神経つかいます。