長く愛されるもの

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 楽器も車と一緒で同じ形式モデルで同年代でありながら一台一台に個性があります。

 私が使用しているピアノと私がお世話になっているピアノ先生のピアノは、同じメーカーでモデルもサイズも一緒ですが、触ってみるとかなりの違いがあります。置いている部屋の環境が違うので一概にはいえないのですが、私のピアノは良く鳴ります。先生宅のは私のと比べてデッドな感じですがタッチに落ち着きがあり私のと比べて上品さがあります。調律のやり方や弾く頻度の違いなど環境で差が出てくるのだと思います。

 車も一緒で単一メーカーで同じ車種ばかり扱っていると、同じモデル、同じ年式でも差があるのを感じます。良く回るエンジンの車、レスポンスが良い車、その他沢山の差があります。使用する環境によって差は生まれるとは思いますが機械ですので一般的に扱い方しだいのようです。仕事(趣味?)で色んな個体に触れますが一台一台に個性を感じそれぞれに特徴や癖があります。いろんなポルシェに触れられるのは、ある意味自動車趣味の醍醐味かなあとも思います。

 一台一台の個性が生き物のようです。ポルシェもピアノも長く愛されるからでしょうね。