ヴァリス・アルプス3

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 ゴルナーグラード行きの登山電車より、ツェルマットを見ています。ここの村落の家は特徴があって、スライスした石みたいな物を、瓦みたいにして屋根に葺いています。

 翌日よりマッターホルンへ行きます。一回目のトライです。

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 日本を出発する前は、こんな本を読んで期待に胸を膨らませていました。山と渓谷社より出版してあった「ヴァリス・アルプス 特選100コース」です。マッターホルンなどのヴァリス・アルプスの山々のルート集です。立派なグラビア誌で、値段も高価ですが「モン・ブラン山群 特選100コース」と合わせて購入しました。日本語訳は今では絶版ですが、色んな言語に翻訳されて売っていますので、海外では手に入ると思います。 

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 現地で購入したマッターホルンの空撮ポスターです。自分が登ったルートが判りやすいので購入しました。

 前日にヘルンリ小屋(3260m)まで登り1泊。早朝よりヘルンリ稜を登ります。尾根のやや左側がルートです。途中、ソルベイ避難小屋があり(4003m)、これから上はさらに厳しくなる為、ここまで4時間もかかるようでしたらマッターホルンに登る資格無しと言うことで引き返す事になります。私はここまで2時間半かからなかったと記憶しています。さらにルートは厳しくなり最後に北壁の上に出て頂上です(4478m)。北壁の上から北壁を見下ろすと、物凄い迫力で眺めは良いですが、ビビリます。

 小屋を出て頂上まで全体的に、やややさしい岩登りな感じですが、距離が長いのと高度感があり、やらしいです。アイゼンを履いての岩登りはペースが上がりません。事故が多いのもなんとなくわかります。