ヴァリス・アルプス6
休養した翌日、天気も回復してきたので２回目のトライです。ツェルマットには４人で訪れたのですが、マッターホルンは３人で登ります。留守番の方がツェルマットから撮ってくれた写真です。昨日の雪で上部は積雪しています。
ヘルンリ小屋に泊まり早朝から登ります。積雪がある為ソルベイ避難小屋あたりから上はアイゼンを装着しての岩登りです。ルートのコンデションがあまり良いとは言えず、現地のガイドさんなどはソルベイ避難小屋あたりで引き返していまして、避難小屋から上は静かな山登りとなりました。
ヘルンリ小屋を出て山頂まで、ほとんど休まずノンストップでしたので途中は、あまり写真は撮りませんでした。持って行っていたのが中判カメラで、首からぶら下げる訳にもいかず、リュックの中に入れていましたので取り出す暇がありませんでした。それと、だんだん思ってきたのですが、写真を撮るより思い出を心に刻む方が大事に思えてきましたので・・・
山頂です。写真は私の師匠で、付き合いも旧く、私に山登りの楽しさ素晴らしさを教えてくれました。サングラスに私ともう一人が写りこんでいます。こちらはスイス側の山頂で向こうにイタリア側の山頂が見えています。スイス側が２ｍほど高く、こちらが頂上になります。間にうっすらと十字架が写っています。
写真が良くないので、ちょっと「ヴァリス・アルプス特選１００コース」から写真を拝借しました。イタリア側からスイス側頂上を見ています。
最後に、写真の左側の斜面を登って頂上に着きます。山頂が見えてくると感動で震えました。そして頂上に着き、この頂の先端に立ち、３６０度を見渡したとき、私は
と心の底から思いました。
