プリンススカイライン

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 今日は88カレラと78ターボのオーナー、YさんがプリンススカイラインGT54B-3に乗って遊びに来ました。11月に四国であるクラシックカーのイベントに参加するので車検所得後の試運転がてらです。

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 エンジンルーム内の様子。ウエーバーが鎮座しています。元々直4が載っていたエンジンルームにグロリア用直6を載せる為、エンジンルームを20cmストレッチしているのですが、目視では継ぎ足した跡が解ります。

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 ハンドルを握らせていただきました。エンジンはレスポンス良くウエーバーの音も最高!で走ってみると・・・


?H1>あの~、トラックみたい・・・

 これで日本グランプリで歴史に残る伝説、ポルシェ904の前を走ったとは・・・生沢徹ってある意味凄いです。356やナローなど色々旧いポルシェに乗る事が多いのですが、ドライビングフィールはかなり差がある感じ。。。

 でも、でもこれを乗りこなすのは楽しかったでしょうね。かなり癖があり「言うことを聞け!」って捩じ伏せる感じですが、音も良いし何せプリンスが普通の4ドアセダンに無理矢理直6を載せ相当頑張って当時最高のキャブ、ウエーバーまでおごった意欲作。スカイライン伝説誕生の車で思い入れも色々あって走らせると楽しいです。

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 現代の目で見れば2Lとしてはかなりコンパクト。旧い車なので簡素な装備だけど部品の作り込みも良く現代の車にはない所有する喜びみたいのを感じます。こうやって見ると60年台の日本車は欧米に追い着こうと試行錯誤ですが技術的なチャレンジを繰り返しがむしゃらに速い車を作ろうとした事が解ります。

 スカイラインとポルシェ。どちらも旧い車好きな人にはワクワクするキーワードですね。最近ではポルシェがGT-Rをテストしたりして日産に色々文句を言ったりしてるみたいですけどね。