ミニエースのエンジン

ミニエースのエンジンですが整備が進んでいます。今回はオーバーホールは実施しない予定ですがある程度は分解整備をしています。写真はミッション側から見た様子です。クラッチとフライホイールは外してありフライホイールはクラッチが当たる部分が変磨耗しているので機械加工に出しています。クラッチとスラストベアリングは新品をおごります。

　キャブ下でちらって見えている真ん中のアルミの蓋みたいなのがついた黒い筒っぽはオイルフィルターで中のエレメントだけ交換するようになっていまして３５６と似たような構造になっています。エレメントも新品が出ますので交換します。他にポイントやエアークリーナー、タペットのガスケットやその他シール類もまだ部品が出ますので新品に交換です。

　エンジンを見るとＯＨＶなもんでヘッドの形状が旧いバイクみたいです。ワンキャブで長いインマニが付いていますがインマニが長い為、気化の状態が良いようにと、並行してエキマニがはわせてありインマニを暖めガソリンの気化の状態がよくなるようになっています。この辺はビートルと同じ構造です。ただ、ＵＰのエンジンの場合、インマニもエキマニもスチールなもんで腐ってインとエキの間に穴が開き、インマニが排ガスを吸って不調の原因になったりするみたいです。

　早くエンジンの音を聞いてみたいものですね。スペックを見ると８００ｃｃで３５馬力、必要にして十分ですかねえ。。