朝明渓谷から根の平峠越えで雨乞岳へ 2

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 コクイ谷出会いより神崎川本流に沿って行きます。

 沢を見ると魚が淵を泳いでいるのが見えます。ここにいるのはイワナかアマゴ。

 釣りがしたくなりますね。神崎川下流側から谷を遡行するか、峠越えで歩いてアプローチ

 するしかなく、魚影は濃いけど釣り人は少ないです。

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 杉峠への登りの途中、御池鉱山跡があります。

 ここは明治末期ぐらいに多くの人達が住んでおり、小学校や郵便局、果てまた女郎小屋まで

 あったといいます。ここに来るには、峠越えでかなり歩いてでしかアプローチ出来ず生活は相当大変

 だったことが想像できます。鉱山から掘り出した鉱石は神崎川に沿ったトロッコで搬出したようで

 すが、その面影はもう、見あたりません。鈴鹿の山特有の人と山との関係を感じます。

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 杉峠へあがります。標高1042mほど。峠を越えて西へ行けば滋賀県の集落へ抜けます。

 杉峠の大杉がポッキリ折れています。折れた幹はまだ青々しているので、

 ここ数日のことでしょうか?根元は白アリでしょうか、だいぶん痛んでいます。

 杉峠から雨乞岳へ急斜面を登ります。

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 稜線から東を望む。左に釈迦ヶ岳(1092m)。右に国見岳(1165m)。

 凹部分の真ん中は越えてきた根の平峠。向こう側は朝明渓谷になります。

 天気が良いので名古屋市街が見えます。遠くに雪を頂いたアルプスがみえます。

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 見通しがよく琵琶湖が見えています。

 続く。