９６４カレラＲＳ
いつものワイディングロードで部品交換等整備を実施して試運転です。
ただ、オーナーさんの諸事情により売却。車がヨーロッパに行く事になりまして、多分これがルフト
での最後の整備です。ちょっと寂しい気もしますが回り回って戻ってくることも、なくはないかもしれ
ませんが・・・。
９６４カレラＲＳのハンドルを最初に握らしてもらったときは、量産メーカーがこんな量産車（限定だ
けど）作っていいの？と衝撃がありました。装備も簡略化、面白いんだけど癖もありチューニングカー
みたい。
９６４カレラ２を軽く速くしたというよりも、ナローに排気量が大きくレスポンスがいいエンジン
載せました！って感じで、見た目はカレラ２と一緒なのにフィーリングは別の車です。
よく回るレスポンスが良いエンジンなので、ハンドル握ると車がアクセルを踏め！踏め！って
言っているようで、シャーシーとのバランスも危ない感じが非日常的で素敵です。普段の足には
向いてないとは思いますが。
オーナーさんが売ると言われた時は、私が買えたらなとも思いましたが、やはり人気車で高くて
私には手が出ませんので、その辺もちょっと寂しいです。
私が思うには９１１の中の名車です。ポルシェは面白い車を作ったと思います。
